概要
AVIF は 2019 年に Alliance for Open Media が公開しました。AV1 で圧縮した画像を、Apple の HEIC と同じ系統の HEIF コンテナに格納しますが、HEVC のような特許ライセンスは必要ありません。
AVIF は 8・10・12 ビットカラー、HDR、広色域、完全なアルファ透過、ロスレス圧縮、画像シーケンスに対応しています。低〜中品質では、同じサイズの JPEG よりはるかに多くのディテールを残せます。
Chrome 85(2020 年)、Firefox 93(2021 年)、Safari 16(2022 年)で対応が進み、今ではほとんどのユーザーが AVIF を表示できます。エンコードは JPEG や WebP より時間がかかるため、JFIF.IO では処理中の進行状況を表示します。
メリット
- +広く対応している形式の中で最高の圧縮率
- +透過、HDR、10/12 ビットカラーに対応
- +ロイヤリティフリー
- +現行の主要ブラウザすべてが対応
デメリット
- −エンコードが遅く、特に大きな画像で顕著
- −古いソフトウェアや編集ソフトの対応が限られる
- −低品質ではごく細かな質感がなめらかになりすぎることがある
- −大きな画像はタイルのグリッドとして保存され、一部のデコーダーはうまく扱えない
AVIF の圧縮の仕組み
AVIF は AV1 のフレーム内符号化を使います。画像を最大 128×128 ピクセルのスーパーブロックに分け、それを再帰的に小さなブロックに分割します。各ブロックは多数の方向性・平滑化イントラ予測モードの 1 つで予測され、残差はさまざまなサイズの DCT、ADST、恒等変換で変換・量子化され、適応型算術符号化で符号化されます。最後にポストフィルター(CDEF とループリストレーション)がリンギングやブロックノイズを取り除きます。
主な用途
- 1 KB でも削りたいアクセスの多いサイト
- 写真ギャラリーや EC サイトの商品画像
- HDR 写真
ブラウザとソフトウェアの対応状況
Chrome、Edge、Firefox、Opera、Safari 16 以降で表示できます。Windows 11 と最近の macOS は AVIF ファイルを開けますが、古い編集ソフトの多くはまだ対応していません。
AVIF の変換方法
このページ上部の変換ツールを使います。ファイルをドロップし、出力形式を選んで結果をダウンロードするだけです。変換はブラウザ内で行われるため、何もアップロードされません。
- JPG は透過に対応していません。透明部分は背景色で塗りつぶされます。
- アニメーション画像は最初のフレームのみ変換されます。
ブラウザ内でローカルに処理
AVIF に関するよくある質問
AVIF と WebP のどちらを使うべきですか?
特に写真では、同じ画質なら AVIF のほうが小さくなるのが一般的です。WebP はエンコードが速く、少し古いブラウザにも対応しています。多くのサイトは HTML の <picture> 要素を使い、WebP や JPEG を代替として AVIF を配信しています。
AVIF への変換が遅いのはなぜですか?
AV1 エンコーダーは最も小さな表現を見つけるため、多くの予測・変換パターンを試します。この処理は変換時の 1 回だけで、ブラウザでのデコードは高速です。
AVIF は透過に対応していますか?
はい。非可逆・ロスレスのどちらのモードでも、完全なアルファチャンネルを使えます。
AVIF をロスレスにできますか?
はい。変換ツールの設定で「ロスレス」を有効にしてください。ロスレス AVIF は非可逆より大きくなりますが、すべてのピクセルが保持されます。